
橘公司
「デート・ア・ライブ」(ファンタジア文庫刊)
神陽太は嫉妬をパワーに変えるタイプの作家であるようだが、僕から言わせればかわいい幼馴染や後輩作家に囲まれている時点で嫉妬が足りない。売り上げに嫉妬するだけの男が! 生物としての優位性に嫉妬する者に敵うと思うなよ! 溢れ出る嫉妬パワーがそろそろ南関東を滅ぼしそうなのでエヴァをください。
平坂読
「妹さえいればいい。」(ガガガ文庫刊)
最初の数ページでギクっとして、以後ドキっとしたりズキっとしたりギャーってなったりしながら夢中で読みました。望公太とかいうリア充作家が僕の漁場を食い荒らしに来たことに戦々恐々です。かつてこれほどまでに他人のちんこがもげればいいのにと思ったことはありません。末永くちんこもげろ。
あざの耕平
「東京レイヴンズ」(ファンタジア文庫刊)
ラノベ作家あるある満載の、ラノベ業界暴露(!?)もの。それでいて、根底に流れるのは、創作への熱い思い。これからもっとディープになるのでしょうか。震えながら待ってます!
さがら総
「変態王子と笑わない猫。」(MF文庫J刊)
同業者として思わず恐怖するぐらいの強烈な矜持と、まばゆいばかりの「愛」が行間から迸っていて、読み終えたときに呆然としてしまいました。これがリアル。これもリアル。ぼくもライトノベル書いて受賞してアニメ化して幼馴染と結婚したいだけの人生でした。