KOTOKOさんスペシャルインタビュー 〜後編〜
スペシャルソングCDにて作詞とボーカルを担当されているKOTOKOさんのスペシャルインタビューの後編です!!

後編のインタビューでは、「La clef 〜迷宮の鍵〜」についてや、作詞作曲の時に気をつけていることなど、クリエーターとしてのKOTOKOさんの魅力に迫っちゃいます!!
●タイトルや詞中に「鍵」という言葉が使われていますが、これはどこからイメージを膨らませて=「鍵」という文言に至ったのでしょうか。
まず、フランス語で歌詞に使えそうな言葉を探していて見つけたものの一つに『la clef=鍵』という言葉がありました。異国という舞台から骨董品によくある鍵付きの重厚な宝箱や鉄細工の扉のイメージがあり、未知の世界へ飛び込むこと・・・この物語では異国へたった一人で移り住み見知らぬ人と暮らすことや、そこで起こる出来事や人々のと出会いはまるで、しっかりと鍵のかかった宝箱を一つ一つ開けていくことのようだなと思ったのです。
人生において一歩踏み出すとき期待と不安は、見知らぬ扉の鍵をまわす時のそれとそっくりですよね。そんな思いもあり、もともと響きがいいのでどこかに使おうと思っていた『la clef=鍵』という言葉をタイトルに、そして歌詞中で文字通り『鍵』になる単語として使うことにしました。
●「La clef 〜迷宮の鍵〜」で気に入っている部分、読者のみさなんに一番聞いて欲しいフレーズなどありましたら、教えてください。
『見上げた異国の空へ 玉響(たまゆら)小さく祈り大きく開く胸へ一歩ずつ近付きたくて』このフレーズに物語から感じた全てが凝縮されています。異国と日本の出会いと、それにより生まれる心の揺らぎ、さらには心を 通わそうとする強い思いを歌で感じでもらえたら嬉しいです。
あとは、頑張ったフランス語も・・・(笑)
●詞中には多く、前向きさ・希望を感じさせる印象があります。ヒロイン[湯音(ユネ)]に一言、声をかけてあげてく ださい。
湯音ちゃんはか弱いように見えて、実はとっても強い女の子。きっとあなたの思い描く国境を越えた何かが見つかるはず。優しさは万国共通って、一人でも多くの人に伝わると良いね! がんばれ〜〜!!
●作詞の為に、普段から意識している事はありますか。例えば、沢山の本を読むようにしているとか、色々なジャンルの音楽を聴くようにしているとか…。
本を読むことや映画を見ることなどは欠かさないようにしています。常に心を揺らしてあげること、小さなことにも感動したり、自分なりの考えを持つことは、作詞の上でも大切だと思っています。あと、普段起こったことでも気持ちが揺らいだ出来事は、すぐに書き留めるようにしています。
それから、意識してやっているのではないのですが、日常の風景などで印象的な一瞬がまるで写真を取ったように心に残ったりします。作詞にはイメージが大きく関わりますから、普段のそういった一瞬の絵も大切な宝物と思って生活しています。
●ご自身の音楽活動において、影響を受けた作品などはありますか(音楽だけにかぎらず、漫画や映画や小説など)
もともと歌好きでアイドル歌手志望だった私を作品作りへと駆り立ててくれたのは『スピッツ』と『ビョーク』です。両者とも他には無い独自の世界観をもっているアーティストで、音楽性・生き方の両方で尊敬しています。彼らの音楽を聴いた時、私も自分で何か表現したいと思い、「まだ遅くない!」と本格的に作詞作曲を始めました。
先ほど印象的な一瞬が写真のよう記憶に残るとお話ししましたが、写真を見るのも撮るのも好きで、将来は空を撮るカメラマンになりたいと思っているほどなのです。ですから私の詩には『空』や『風』など自然に関わりの深いものが多くあります。そんな私のバイブル的存在が『空の名前/高橋健司:著』『宙ノ名前/林完次:著』という2冊の写真集です。この写真集にあるような空を見上げているだけで、いろんな気持ちが溢れてきてどんどん詩が生まれてきます。
人も自然の中の一片なのだという思いが、私の音楽の核。その中で言葉を話し音楽というものを与えられ、それを生業として生きていけることに最高の感謝と喜びを感じています。これからもこの思いを糧に音楽活動をしていくと思います。
KOTOKOさん、インタビューにお答えいただき、どうもありがとうございました。
このインタビューを見た後に「La clef 〜迷宮の鍵〜」を聞くと、また違った一面が見えてくるかもしれないですよ!? 現在好評発売中のドラゴンエイジPure Vol.8特別付録、スペシャルソングCD「La clef 〜迷宮の鍵〜」をどうぞよろしくお願いいたします。