新規作品を立ち上げるために必要なこととは!?
現在ドラゴンエイジPure Vol.4の準備をしながらも、Vol.4の先を見据えてそちらの準備も同時に進めています。Vol.5やVol.6に新規作品を続々と投入するべく、新連載作品の準備で大忙しなのですよ!
どのくらい忙しいかというと…

月曜日から土曜日まで会社に泊まり込みが
続くくらいに忙しいですorz
さて、新連載の準備といっても具体的にはどういったことをするのか? というと、作家様によって様々なのですが、大まかに言って
・キャラクターメイキング
・世界観の構築
・ストーリープロット
・資料集め(ロケハン)
・ネーム作業
といった作業に分けられるかな? と思います。
どういった内容の作品を描きたいのか? というところを打ち合わせで相談しつつ、それに付随する必要な事項を掘り下げていくという手順です。作品の設定を細かく決め込んでいく為には資料の用意が必要不可欠ですし、またどういった資料が必要なのかを調べるにも時間がかかります。こういった準備を行っていると、最速で準備を進めていても半年から一年もの期間が必要になってきます。
細かく準備すれば準備する程いくら時間があっても足りないのですよ!!
ある程度細かい準備が整い、物語の方向性が定まってくると、今度は作画を進めるにあたって必要となる資料を集めたりします。もっと具体的にいうと、本などの参考文献を集めるだけでなく、実際に作画をする上でのイメージを掴む為に、建物や自然物などの写真を撮るために、ロケハンを行ったりもします。
去年私が夏季休暇を取る時に「そうだ…木崎湖いこう…」と意味不明な言葉を残して編集部を逃亡しましたが(爆)、これは単に旅行に行っただけではなく、資料用の風景写真を撮りに長野県の大町市へ向かったのでした。木崎湖周辺は参考にできるいい風景写真が沢山取れるので、ロケハンを行うには丁度いい場所なのですよ~。
「けっ決して、聖地巡礼の為じゃないんだからねっ!!
(笑)」
ということで、今までに何度も木崎湖へはロケハンに行っているので、その時に撮影した写真をいくつかご紹介♪ まずは黒部ダムの写真など。

ダムの写真なんか背景で使うのか? とお思いでしょうが、ダムの背景をそのまま使用するとは限りません。黒部ダムはとてつもなく巨大な建造物であり、ここまで高低差のある建造物は中々ないと思います。黒部ダムを巨大神殿と見立ててイメージを膨らませると、ただのダムも違って見えませんか?
神殿といったような歴史的建造物を撮影するのに、海外まで行くような時間も予算も無い訳ですから、こういった感じでイメージを膨らませて、それに近い写真を撮ったりするのです。他にもよく参考にする神殿のイメージとしては、首都圏外郭放水路などが有名ではないでしょうか。

そんでもってお次は旧制松本高等学校。某アニメの舞台として物凄く有名ですが、関東近郊にはこういった味のある建物は中々見つからないので、こういった建物の写真は背景用の資料として物凄く重宝します。見た目ちょっと洋風の建物ですし、ところどころをアレンジして使えばファンタジー作品でも違和感なく使用できると思います。

そしてお次は、木崎湖周辺にて撮影を。海ノ口の駅も中々味がある建物なので、昭和の匂いが漂うような作品世界には、丁度ぴったりの雰囲気だと思います。そして木崎湖の桟橋ですが、関東近郊の湖では桟橋がない、もしくは桟橋があっても朽ち果てているところが多く、木崎湖のように桟橋の先頭まで行けるところは物凄く少ないのです。ここでしか撮影できないアングルや風景があるので、物凄く貴重な場所だったりもします。癒し系の作品にはこういった雰囲気がピッタリかな? と思います。

そして小熊山を登って、木崎湖全部を見渡せる風景の写真を。以前高尾山に登って相模湖を見渡せるスポットを色々と探したのですが、こういった感じに綺麗に見渡せる場所はありませんでした。ここまで見事に見渡せる場所は中々ないと思いますし、こういったアングルを撮影できる場所は、物凄く貴重だと思います。こういった風景も癒し系の作品には雰囲気がぴったりではないでしょうか。
今回は木崎湖を中心にお届けしましたが、以前福岡へ出張だった時は門司港や下関まで足を伸ばして写真撮影をしましたし、京都へ行った時は比叡線といった味のある電車を撮影したりもしました。鎌倉に行った時は神社やお寺の写真を撮りまくりましたね(笑)。
漫画は現実にはないファンタジーの世界ですので、資料をできるだけ集めて如何にして作品世界のイメージを広げるか? ということが重要な要素に繋がってきます。ですのでドラゴンエイジPure編集部では、ロケハンは作品を作り上げる上では重要な要素であると認識し、作家様と一緒になって色々と準備をしていくようにしているのです。ただしこういったやり方は出版社や編集部ごとによって様々に異なります。全ての出版社がこういったやり方で作品を作っている訳ではありませんのであしからず。

また念の為に再度申し上げておきますが、この木崎湖へのロケハンは、決して聖
地巡礼の為に行ったのではないので、その辺はくれぐれも誤解な
きようにお願いいたします(笑)。
と、今回もこんな感じでお届けして参りましたが、如何でしたでしょうか? 隔月化を控えて編集スタッフ全員がゾンビのようになりながらも頑張って雑誌を作っております(笑)。この春発売予定のVol.4はもちろんの事、Vol.5やVol.6において様々なサプライズが沢山用意されております。雑誌付録や通販企画、新連載企画など驚きの企画が満載なので、楽しみに待っていて下さいね。
情報は随時このドラゴンエイジPure Blogにてお知らせしていきますので、チェックの方をよろしくお願いいたします。