Founder:京極夏彦公認シェアード・ワールド小説 薔薇十字叢書

面白ければ何でもアリなんです。京極夏彦

イラスト/山田章博 「桟敷童の誕」カバーイラストができるまで公開中!

薔薇十字叢書とは

薔薇十字叢書とは、京極夏彦公認「百鬼夜行」シェアード・ワールドシリーズである。

いにしえより連綿と受け継がれる「妖怪」文化を文芸エンターテインメントへと昇華させた百鬼夜行シリーズは、2015年秋、新たな広がりを見せた。
京極夏彦に魅了された作家が、京極夏彦の世界観や登場人物を生かしたままオリジナル作品を生み出したのである。
そして、それらの作品群はFounder:京極夏彦によって「薔薇十字叢書」と命名されたのだ。

作品ラインナップ

主な登場人物
  • …中禅寺秋彦
  • …関口巽
  • …榎木津礼二郎
  • …木場修太郎
  • …中禅寺敦子
  • …中禅寺千鶴子
  • …関口雪絵
  • …石榴

10月発売!

KADOKAWA

天邪鬼の輩

10/15発売

重版
出来!

薔薇十字叢書 天邪鬼 あまのじゃく ともがら
(富士見L文庫)

愁堂れな(イラスト:遠田志帆)

一高に入学するも、勉強についていけず、人見知り故友人もできず、鬱々と過ごす関口に声を掛ける者がいた。「鬱というのは伝染するんだ。悪い芽は早い内に積んでおくに限る」という理屈で中禅寺は関口を朝食に誘い、共に過ごすようになる。さらに榎木津という上級生の知己を得た関口だが、軟派な彼は女学生を妊娠させた疑いで謹慎処分に。その真相を探るべく動き出した関口と中禅寺だが、肝心の女学生は行方不明になっており──?
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桟敷童の誕

10/15発売

重版
出来!

薔薇十字叢書 桟敷童 さじきわらし いつわり
(富士見L文庫)

佐々木禎子(イラスト:THORES柴本)

腹違いの8人の子どもに8つの映画館を遺し、社長が急逝した天城演芸社。カストリ雑誌を賑わす遺産争いの渦中にいる嫡男・悠紀夫は土下座せんばかりの勢いで関口巽に頭を下げた「弟子にしてください」。狼狽する関口をよそに、悠紀夫から映画館に繁栄をもたらす桟敷わらしの噂を聞いた名探偵・榎木津礼二郎は妖怪探しに乗り出す。そして見つけたのは悠紀夫の異母妹の死体だった──。桟敷わらしに秘められた真実を榎木津が暴く!
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講談社

ジュリエット・ゲェム

10/1発売

薔薇十字叢書 ジュリエット・ゲェム  
(講談社X文庫ホワイトハート)

佐々原史緒(イラスト:すがはら竜)

昭和十七年四月──。中禅寺敦子は兄・秋彦の薦めで、横浜の港蘭女学院に入学し、寮生活をはじめる。同室の麗しい先輩・紗江子と万里にかわいがられ、学校にも慣れた頃、教室で『天使様』というゲームが流行りはじめる。天使様のお告げで、紗江子が万引きの常習犯だと噂されるようになり、敦子は兄の知識も借りて、天使様の存在を否定する。ところがその翌日から敦子の周囲で不気味な事件が相次ぎ……。少女探偵・敦子登場!
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石榴は見た 古書肆京極堂内聞

10/1発売

薔薇十字叢書 石榴 ねこ は見た 古書肆 こしょし 京極堂内聞
(講談社X文庫ホワイトハート)

三津留ゆう(イラスト:カズキヨネ)

吾輩は猫である。名は、石榴。飼い主は──古本屋兼拝み屋・中禅寺秋彦、通称京極堂。石榴が人間たちの“不思議なことなど何も無い”毎日を見届ける徒然ミステリ。京極堂と妹の敦子が大喧嘩!? 石榴を連れて兄宅を飛び出した敦子は、そのまま山手線に乗り込んだが……(第一話:猫盗人)浅草で榎木津礼二郎の死体が発見された。大喜びした張本人であり探偵の榎木津は、首輪を付けた石榴を連れて現場に向かう(第二話:連れ添い猫)など三編。
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11月発売!

KADOKAWA


11/14発売

重版
出来!

薔薇十字叢書 神社姫 くだん もり
(富士見L文庫)

春日みかげ(イラスト:睦月ムンク)

武蔵野連続バラバラ殺人事件の顛末を描いた小説が発表された。その作者・久保竣〝皇〟周辺で囁かれる、繰り返される「妻殺し」の捜査が探偵・榎木津礼二郎に舞い込む。だが久保と対面した榎木津は事件の犯人、故・久保竣〝公〟しか持ち得ない記憶に驚愕し、京極堂を担ぎ出した。故人の記憶を持つ久保竣皇とは何者か。繰り返される妻殺しの真実は。久保が住まう蜘蛛巣城、誰も入り込めなかった堅牢な結界が京極堂までをも搦め捕る!
書籍ページ
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講談社


(の孫)(の孫)(の孫)

11/2発売

薔薇十字叢書 ヴァルプルギスの 火祭 かさい
(講談社ラノベ文庫)

三門鉄狼(イラスト:るろお)

売れない新人ライトノベル作家の高校生・関口辰哉は、古本屋の孫・中禅寺秋穂や、探偵の孫・榎木津玲菓といった少女たちとともに、とある孤島の館に招待される。魔女をモチーフにしたその館の若き主・由良薫は、関口たちに言った――。「――魔女はいますよ」するとその夜、館の中庭で、炎に包まれた何者かの死体が発見され――!? あのキャラクターの子孫たちが織りなす、“ありえたかもしれない”パラレルストーリー!
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12月発売!

講談社


12月発売

薔薇十字叢書 ようかい菓子舗京極堂
(講談社X文庫ホワイトハート)

葵居ゆゆ(イラスト:双葉はづき)

ある日突然、京極堂に転がり込んだ和菓子職人の卵・粟池太郎。名店を復活させるべく京極堂の玄関先で妖怪和菓子露店を開くが、古書店をおとずれるのは相も変わらず自称探偵や売れない小説家。おまけに関口巽は、小さな少年とともに面倒な事件を持ってきて――。奇妙な妖怪和菓子とお茶を片手に、京極堂・中禅寺秋彦がことの真相に迫ってゆくミステリー6編。

お知らせ

「桟敷童の誕」カバーイラストができるまでCommented & Illustlated by THORES柴本

背景は桟敷である映画館&劇場の建物であり、桟敷童の人形の座る劇場の観客席の椅子をイメージして掛け合せたものです。
鬼は天城夫人が自身を醜いと言った際に、牛女→鬼女と榎木津が表したシーンが有ったので、
鬼女=般若(本来は嫉妬や怒りから鬼になった女を指しますが)と掛けて、そのイメージを書き足しました。
戦後復興してきた辺りの劇場、まだその暗い爪痕も残る時代と昭和のレトロ具合が表現出来たらとの事で
そういった色具合や雰囲気のある装画にしてみました。

小説を読んでカバーイラストのイメージをラフにしていきます。今回は3パターン作りました。
線画にクリーンナップし、同時にラフにはなかった鬼を書き足しました。線画の上から色の付いた下地剤を全体に塗り乾燥させます。(色の濃くなる部分に薄く黒色を置いています。)
全体の統一として影になる部分に基礎的な色を薄く塗った後、それぞれの色をバランスを見ながら薄く入れていきます。
下塗りで決めたイメージの色を塗っていきます。この時点で7割くらいの完成度です。


最後に、主線やカゲなどの効果を黒で入れていきます。背景の模様は、「ちょっと物足りないかな」と思って書き足しました。

キャラクター紹介・相関図

  • キャラクター紹介
  • 相関図

中禅寺秋彦 ちゅうぜんじ あきひこ

あだ名:京極堂 本業は古本屋、家業は神主、副業は憑き物落とし

宗教や習俗、口碑伝承の類の知識が豊富な能弁家。戦時中は宗教的洗脳実験に携わった過去を持つ。お茶を淹れるのが下手で白湯の親戚のような出がらしが常。座右の銘は「この世には、不思議なことなど何もないのだよ」

関口巽 せきぐち たつみ

あだ名:関、猿(どちらも主に榎木津から) 小説家

編集者の兄の友人という伝で月刊誌『近代文藝』に寄稿するほか、カストリ雑誌にも投稿して糊口をしのいでいたが、ある夏に巻き込まれた雑司ヶ谷での事件を元にした「目眩」が評判を呼び、短編集『目眩』を上梓した。鬱病気質で対人恐怖症、赤面症、失語症に悩む。

榎木津礼二郎 えのきづ れいじろう

探偵

学問、武道、芸術、喧嘩・色事すべてにおいて人並み外れて優秀で帝王のごとく君臨する美貌の変人。元華族で財閥の御曹司。戦争で左目の視力をほとんど失ったが他人の記憶が視える。その体質を生かし探偵事務所「薔薇十字探偵社」を開業。

木場修太郎 きば しゅうたろう

麻布署刑事課捜査一係の巡査

小石川の石屋の息子で元華族の榎木津の幼馴染み。戦時中は職業軍人として従軍し、関口の部下だった。水商売の女性から人気がある。映画好きで、人気絶頂時に引退した女優・美波絹子のブロマイドを警察手帳に挟んでいる。

鳥口守彦 とりぐち もりひこ

関口が偽名で寄稿するカストリ雑誌『月刊實録犯罪』の青年編集者

撮影もこなし、時には潜入取材もいとわない熱心さと、京極堂に感心される高い理解力を持つ。「うへえ」が口癖。軽薄で飄々とした性格で、方向音痴が玉に瑕。

中禅寺敦子 ちゅうぜんじ あつこ

中禅寺秋彦の妹

『奇譚月報』の編集者。利発で健康的。知的好奇心に対する飽くなき探求心は兄ゆずり。高等女学校を卒業すると自力で学費を貯め、独学で大学に入学するも「つまらない」といって退学。凛とした美少女で千鶴子と似ている。

中禅寺千鶴子 ちゅうぜんじ ちづこ

中禅寺秋彦の妻。色白で目が大きな美人

 “京極堂”とは千鶴子の生家が京都で営む和菓子屋の屋号。変わった来客が多いので、お茶を出すタイミングに苦労している。関口の妻雪絵と親交を結んでいる。

関口雪絵 せきぐち ゆきえ

関口巽の妻

巽のことを「タツさん」と呼ぶ。痩せ形の美人だが、寂しげな容貌。巽の2歳年下だが、実際よりも年上に見える。

石榴 ざくろ

中禅寺家の飼い猫

「(化けると噂される)金華山で捕れた大陸産」(中禅寺秋彦談)とのことだが、化けるどころか寝てばかり。邪険にされている割には、中禅寺以外になつかない。欠伸をすると石榴みたいな顔になる。

関連作品

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百鬼夜行シリーズ(長編)

  • 姑獲鳥の夏
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    講談社
  • 魍魎の匣
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    講談社
  • 狂骨の夢
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  • 鉄鼠の檻
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  • 絡新婦の理
    絡新婦の理
    講談社
  • 塗仏の宴 宴の支度
    塗仏の宴 宴の支度
    講談社
  • 塗仏の宴 宴の始末
    塗仏の宴 宴の始末
    講談社
  • 陰摩羅鬼の瑕
    陰摩羅鬼の瑕
    講談社
  • 邪魅の雫
    邪魅の雫
    講談社
  • 魍魎の匣(上)(下)
    日本推理作家協会賞
    受賞作全集 82・83
    魍魎の匣(上)(下)
    双葉社

百鬼夜行シリーズ(短篇集)

  • 百鬼夜行―陰
    百鬼夜行―陰
    講談社
  • 百器徒然袋―雨
    百器徒然袋―雨
    講談社
  • 今昔続百鬼―雲
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  • 百器徒然袋―風
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    講談社
  • 定本 百鬼夜行 陰
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  • 定本 百鬼夜行 陰
    定本 百鬼夜行 陽
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コミック

作画:志水アキ

  • 百鬼夜行―陰
    姑獲鳥の夏
    1〜4
    KADOKAWA
  • 百器徒然袋―雨
    狂骨の夢
    1〜5
    KADOKAWA
  • 今昔続百鬼―雲
    魍魎の匣
    1〜5
    KADOKAWA
  • 百器徒然袋―風
    百器徒然袋シリーズ
    KADOKAWA